中京銀行
2008.01.17
  環境にも配慮した新たな文書管理方式の構築について

  中京銀行(頭取 末安 堅二)では、2003年に株式会社オージェイティー・ソリューションズの指導により、トヨタ生産方式の手法を取り入れた業務の改善として、店内レイアウトの見直し、ルールの整備、5S、CSなど192項目の課題に取り組んでまいりました。
  この流れを継承して2006年12月より、総合企画部に専門組織(業務改善室)を立上げ、全行的な業務改善のための「プロジェクト・ゼロ」を展開しています。この度、プロジェクト・ゼロの具体的な取組として、コクヨS&T株式会社(社長 森川 卓也)と共同で、環境にも配慮した新たな文書管理方式を導入いたしました。
 
1.プロジェクト・ゼロについて
    プロジェクト・ゼロは、お客さま情報の厳格な管理や内部統制体制整備の観点から、文書管理体制の再構築を通じて業務改善を図る全行的なプロジェクトです。
  お客さま情報を記載した各種の帳票は、これまでにも電子化や種類の削減により、業務効率化と情報管理リスクの軽減を図ってまいりましたが、紙での保管が必要な帳票も多数存在します。
  本プロジェクトでは、効率化とセキュリティの向上を図り、同時に環境に配慮した管理を実現するため、コクヨS&T株式会社と共同で管理方式を抜本的に見直しています。

◇プロジェクト・ゼロは・・
  従来のやり方を単に踏襲、改良するのではなく、“ゼロ”ベースで業務見直しを行う。
  目指すのは3つのゼロ
    (1) 「余分な在庫ゼロ」 過剰な情報を保有することによる保有コスト、保有リスクの縮減。
    (2) 「捜索時間ゼロ」 必要な情報へのすばやいアクセスを確保し、業務の効率化や店頭でのお客さま応対のスピードアップを図る。
    (3) 「紛失・誤廃棄ゼロ」 文書の保管だけでなく、廃棄まで視野に入れた管理態勢を構築し、お客さま情報の紛失や誤廃棄を防ぐ。
 
2.具体的取組み
  (1)環境配慮と管理効率化を図る新型チューブファイルの開発・導入について
      環境配慮と文書管理の効率化を検討した結果、100%紙製のチューブファイルを開発し、導入することとしました。これにより保存期間の経過した帳票等をチューブファイルごと廃棄(溶解処理)し再資源化することができ、環境への配慮と業務効率化を同時に実現する業界で初の試みとなります。
  このチューブファイルは、当行がコクヨS&T株式会社に開発を依頼し、製品化したもので、従来の製品と異なり金属や樹脂等の部品を一切使用していないため、書類を綴じたままでリサイクル工場にて溶解処理され再資源化されるものです。書類廃棄時にファイルから書類を抜き出す作業が不要となるため、作業負担軽減と誤廃棄防止にもつながります。(ムダとり)
  (2)ファイル管理システムの導入など
      上記ファイルの導入と併せて、コクヨS&T株式会社とファイル管理システムを開発中(2008年3月導入予定)で、統一のファイルラベルを作成し、各営業店での書類の保管方法、保管場所の統一化(標準化)を図ってまいります。
 
  以上の取組みの他、プロジェクト・ゼロでは、「カイゼン」の考えに基づき、各種帳票そのものに管理手順(ナビゲーション)を表示することで、容易に管理を行えるようにする「ノースキル・オペレーション」の実現(見える化)も目指しています。

統一のファイルラベルを使用し、書類の保管方法などを標準化


綴じ具まで全て紙製の新型チューブファイル


以 上
 
ウインドウを閉じる