先輩インタビュー

INTERVIEW先輩インタビュー

一般行員
経営課題は“百社百様”。お客さまと共に未来を考えていく。
戎谷 悠一 Ebisudani Yuichi 2014年入行 渉外係
社会学部卒業
現在はどのような仕事をしていますか?

法人のお客さまへの営業活動に取り組んでいます。銀行員が取り組む「法人のお客さまへの営業」と聞くと、融資のご提案が思い浮かぶのではないでしょうか。実はそれだけではなく、大きな柱がもう一つあります。それは、ソリューションのご提案。お客さまの経営課題を伺い、解決へのご提案をしていくことが、私たち渉外係の担う重要な役割となっています。
「どうしたら販路を拡大できるか」「売上が増加しても利益が出ない」など、お客さまの経営課題は“百社百様”です。さらに、お客さま自身も気付いていない課題が潜んでいることも少なくありません。そうした真の課題を、社長との会話を重ねる中で見つけることを常に目指しています。資金を融資するだけではなく、さらに深く踏み込んで、お客さまと共に会社の未来を考えていく。そんな関係を築けることに、地域に密着した銀行ならではの醍醐味があると感じています。

印象に残っているエピソードを教えてください。

コロナ禍の影響で、あるお客さまの経営状況が厳しくなった時のことです。私は「数字を表面的に見ると、確かに状況は苦しい。しかし広い店舗網を展開する強みを生かして体制を整え直していけば、業績の回復は必ず見込める」と考え、支援に奔走しました。具体的には、店舗を展開する各県の補助金・助成金・融資情報を調べ、さまざまな行政機関を駆け回って資金調達のお手伝いに取り組んだのです。
その結果、お客さまの業績は回復基調に転じました。そしてお客さまから「これまでいろいろな銀行とのお付き合いがありましたが、苦しくなったときにこそ本当の姿勢が見えます。業績が悪化した時に助けてくれて、とても感謝しています。当社の歴史は戎谷さんの存在無しでは語れません」という言葉をいただくことができました。銀行員冥利に尽きる、この上なくうれしい瞬間でした。

今後の目標について教えてください。

父の好きな言葉が「天は自ら助くる者を助く」で、私は子どもの頃から折りに触れてこの言葉を聞いて育ってきました。学生時代に「今度のテストはちょっと自信がないかな」と軽い気持ちで言ったところ、こっぴどく叱られたこともあります。自分を助けるための努力をしていれば、ちゃんと天は見ていてくれる。だから何事もしっかりと準備をして、自信を持って行動しないといけない。自信が持てないのだったら、努力が足りないということだ――と。
この意識はとても大事だと今も思っています。中京銀行が「いちばんに相談したい銀行」を目指す姿として掲げているように、「いちばんに相談したい銀行員」になることが私の目標。そのための努力は惜しまずに続けていきたいですね。そして出会った全ての人に「戎谷さんに出会えてよかった」と言ってもらえるような人になりたいと、心から思っています。

1日のタイムスケジュール
8:30 出勤 スケジュールの確認、朝礼。店内ミーティング。
9:30 営業活動 法人・個人のお客さまを訪問。新規開拓にも取り組みます。
12:00 帰店 午前中に発生した手続きの処理。
12:30 昼食 午後の仕事に備えてリラックス
13:30 営業活動 法人・個人のお客さまを訪問。
16:00 帰店 午後に発生した手続きの処理。明日の準備。
16:30 会議 渉外担当チームで会議。ビジネスマッチングに向けた情報を交換。
18:00 退行 サッカーとフットサルの社会人チームに所属しています。
練習と筋トレに汗を流します。
戎谷 悠一の
こだわりの一品
「ネクタイピン」

毎日着けている、妻からのプレゼント。 結婚した時に妻がプレゼントしてくれたものです。毎日着けています。身だしなみを鏡でチェックしていてふと目に入ったとき、「いつも支えてくれる妻のためにがんばらなくては!」とモチベーションが高まります。

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