〈中京〉おまかせNavi コラム

「何に投資する?」を決めるときの3つのポイント

世の中には資産運用の商品がたくさんあります。本や雑誌、インターネットなどで調べて、「どれを選んでいいのかわからない」と悩んだ経験がある方もいらっしゃるでしょう。

今回のコラムでは、何に投資するかを決めるときにチェックしておきたい、3つのポイントをご紹介します。〈中京〉おまかせNavi が行う「長期・積立・分散」の資産運用と、3つのポイントとの関係についても解説します。

ポイント1:どうして増えそうなのか

まずは、どうしてお金(資産の価値)が増えそうなのかを考えてみましょう。当たり前のことですが、お金が何の理由もなく増えることはありません。

「これまでずっと値上がりしてきた」「投資した人が儲かった」という過去の事実は、将来を保証するわけではありません。なぜ値上がりしたのか、今後もそれが続くのかを考えてみましょう。

たとえば医療関連の株を集めたテーマ投信を買うときには、先進国の高齢化や新興国の人口増加で医療産業が発展し、その関連企業の収益が上がれば株価も上がるだろう、という期待があるでしょう。

「長期・積立・分散」の資産運用では、世界中の経済活動の結果がリターンの源泉です。これまで世界中で働く人々がより豊かな生活を目指して努力を重ね、経済を成長させ、その成長の結果を投資家の間で分けあってきました。「長期・積立・分散」が資産運用のスタンダードになっているのは、こうした前提が続くと多くの人が考えているからでしょう。

併せて、リターンを考える際は、コスト(手数料)にも気を配りましょう。コストを差し引いて、実際にいくら得られるかによって、投資するかどうかの判断をすることになります。

ポイント2:期待通りにいかなくても大丈夫か

次に、期待通りにいかなかったときのこと(リスク)を考えてみましょう。

相場の動きを正確に予測することはできません。狙った通りにプラスのリターンを得られることもあれば、当てが外れてリターンがマイナスになることもあります。

医療関連のテーマ投信であれば、「医療産業が思ったほど発展しなければどうなるか」「すでに多くの人が期待して買ったことで割高になっていないか」といったリスクを洗い出します。

「長期・積立・分散」の資産運用にしても、世界経済はずっと順調というわけではありません。金融危機などが起これば景気は停滞し、資産が減るリスクもあります。

世界経済はこれまで、金融危機などの荒波を何度も乗り越えて成長してきました。厳しい時期にぶつかっても、その後の回復を期待できれば、我慢強く投資を続けていけるでしょう。

リスクを洗い出して検討し、それでも魅力的な投資対象だと思えるかどうかを考えることが大切です。

ポイント3:いつでもやめられるか

意外に見落としがちなのが、その投資を中止して資金を回収しようと思ったとき、いつでもやめられるか、という点です。「流動性」と言われたりもします。

毎日多くの投資家に売買されている株であれば、必要なときに時価で売却して資金を回収することができます。一方、投資用の不動産などは、売ろうと思ってもすぐに買い手が見つからなかったり、希望の値段で売れないこともあり、注意が必要です。

金融商品の中には、解約に高額な手数料がかかるものもあります。また、投資信託によっては、そもそも解約が制限されているものもあり、現金化したいと思ったときすぐに解約できないこともあるようです。投資をする前に、解約の条件をしっかり確認しておきましょう。

〈中京〉おまかせNaviは、出金に制限はありません。お客様からご依頼があれば原則3営業日で出金できるようになっています。出金するときの手数料もかかりません。安心して資産運用に取り組んでいただくために「いつでも現金化できること」が大切だと考えているからです。

納得してから投資をスタート

何に投資するかを決めるときは、ここでご紹介したポイント1~3をチェックしましょう。

「何に投資する?」は3つのポイントで考える① どうして増えそうなのか② 期待通りに行かなくても大丈夫か③ いつでもやめられるか

3つのポイントをチェックすることで、投資を始めてから「こんなはずではなかった」と思うことを、ある程度は避けられるのではないでしょうか。

「周りの人が勧めるから」「これまで値上がりしてきたから」という理由ではなく、今回ご紹介したポイントを中心に投資商品を選び、納得した上で投資を始めることをお勧めします。