先輩インタビュー

INTERVIEW先輩インタビュー

役 席
夢をかなえた今、みんなで一体となって成長する喜びを実感しています。
佐藤 昌代 Satou Masayo 1991年入行
支店長/体育学部卒業
支店長として大切にしていることは何ですか?

一人ひとりが持つ力を最大限発揮できる環境づくりを心がけています。支店は一つのチーム。誰か一人が活躍するだけでは成り立ちません。みんなが高いモチベーションを持って生き生きと仕事に取り組む、そんな職場をいつも目指しています。
学生時代は新体操の団体演技でキャプテンを務めていました。技の習得レベルに個人差がある中で、上手にできなくても努力している人を、褒めて、認めて、チーム全体を底上げしていく――みんなで一体となって成長する喜びが、そこにありました。
職場づくりも同じだと思います。一人ひとりを、しっかり見て、認めてあげる。そして得意・苦手を見極め、それぞれの持つ力を最大限に引き出してあげられることが、私の強みだと自負しています。

好きな言葉を教えてください。

イチローさんの「夢は近づくと目標に変わる」という言葉が印象に残っています。私は入行当初から「支店長になりたい」という夢を抱いていました。それは言い換えれば漠然とした憧れであり、「女性だから支店長になるのは無理かもしれない」とも思っていました。1990年代初頭は、金融業界で女性支店長はあまりいない時代でしたから。それでも目指す努力はしようと、昇格の要件となる資格は同期の中で常に最初に取ることを目指すなど、自己啓発に積極的に取り組んできました。
やがて社会が変化し、「女性活躍」が企業の成長において鍵を握る時代を迎えます。「支店長になりたい」は、私の中で夢から目標に変わりました。キャリアアップの努力を積み重ねてきたことが実を結び、実際に支店長になることができました。
学生の皆さんも夢を夢のままにしておくのではなく、ぜひ近づく努力を重ねてください。
いつか現実的な目標に変わりますから。

女子学生へのメッセージをお願いします。

銀行は女性ならではの気配りや笑顔が活きる場だと、私自身のこれまでの経験を通じて実感しています。お客さまにヒアリングし、最適な金融商品をご提案する中で、「女性だから話しやすい」「同じ女性に共感してもらえてうれしい」という言葉をいただくこともあります。これからも女性らしさを活かしながら、中京銀行が目指す「いちばんに相談したい銀行」に貢献していきたいと考えています。
また、中京銀行では産休・育休を経て子育てしながら働いている女性行員がたくさんいます。私もそうですし、当店の行員にもいます。ワーキングマザーがキャリアアップできるようサポートし、成長する姿を見ることも、私にとって仕事の喜びの一つです。

1日のタイムスケジュール
8:30 出勤 朝礼。ロビーの掃除など、開店の準備。
9:00 開店 笑顔でお客さまをお出迎え。
9:30 ミーティング 渉外係との小ミーティング。前日の訪問結果と本日の訪問予定を確認し、指示を出します。
10:30 お客さま対応 FAをフォローするなど、店頭でお客さまの応対。
12:00 昼食 支店2階の食堂でお弁当。
13:00 業務再開 計画の確認、案件リストの整理、預金データのチェックなど。
15:00 閉店 閉店後は、渉外係に同行し、お客さまを訪問します。
16:30 帰店 お客さま訪問の結果を支店全体で共有。電話でお客さまにご提案。
18:00 退行 帰宅後、食事の支度など。休日は野球部の息子が出場する試合の応援。
佐藤 昌代の
こだわりの一品
「シャープペン」

私を応援してくれる「お守り」のような存在。 社内研修を担当する研修部に所属していた時期があります。15年ほど前、研修部から支店に異動して主任になった時、研修部の先輩が「おめでとう」とシャープペンをプレゼントしてくれました。感激しました!でも立派な品なので「今の私にはまだふさわしくない」と支店長になるまで使いませんでした。今も支店長の集まる研修など、「ここぞ」というときにしか使いません。普段は大切に引き出しの中にしまっています。私を応援してくれるお守りだと思っています。

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