先輩インタビュー

INTERVIEW先輩インタビュー

役 席
若い行員の成長を支え、さらに「相談したい銀行」へ。
袴田 智美 Hakamada Tomomi 2001年入行
内部役席
現在の仕事について教えてください。

預金業務に関する事務処理のチェックに加え、支店内全体の業務が円滑に進むよう、常にあらゆる方向へ気配り・目配りをしています。窓口でテラー(窓口係)がお客さまからどんなご相談を受けているか、渉外係が後方事務にどんな依頼をしているか、支店長と次長がどんな会話をしているか、など、いつも耳を360度、全方位に動かしている感じですね。そしてどこかで何か困りごとが起きたら、すぐにフォローに入ります。
その中でも若手行員の指導・育成は、私の大切な役割です。普段から個別に声をかけて、一人ひとりの性格や能力に合った指導をするよう心がけています。

仕事で印象に残っている出来事は。

以前、テラーになったばかりのある若手行員が、接客について悩んでいました。お客さまのご意向を伺うのも、金融商品をご提案するのも、ぎこちなくなってしまい、会話がうまく続かないと。でも、本人は「お客さまのお役に立てるテラーになりたい」という強い意欲も持っていました。その意欲に応えようと、私や先輩行員がお客さま役になり、毎日、懸命に練習を重ねました。すると日に日に成長し、2週間ほど経ったころには、とてもやわらかくスムーズにお客さまと会話できるようになったのです。
生き生きとお客さまと会話するその行員を見て、私も本当にうれしかったのをよく覚えています。このように若い行員の成長を実感したときが、上司として一番うれしい瞬間です。

今後の目標について教えてください。

当支店はご高齢のお客さまが多く、私たちテラーと会話するのを楽しみにしている方もいらっしゃいます。私たちもご用件に応えるだけでなく、「この間、入院するとおっしゃっていましたが、大丈夫でしたか」といった声をおかけするなど、日常会話を通じて、気軽に相談できるような親しみを感じていただきたいと思っています。
とてもありがたいことに、ご来店時に私を指名してくださるお客さまもたくさんいらっしゃいます。でも今は、少しずつ若い行員に引き継いでいくよう心掛けています。これからは後輩たちがお客さまから「気軽に相談できてうれしい」と感じていただくことが大切。それが当支店の未来につながりますから。これまでの経験を後輩たちに伝え、支店全体を、さらに「いちばんに相談したい銀行」にする力添えをしていくことが、今後の目標です。

1日のタイムスケジュール
8:30 開店準備 本日取り組む事務作業の書類を準備します。
9:00 営業開始 預金全般の事務処理のチェック。フォローが必要なときには窓口で接客も。
12:00 昼休み 食堂で昼食をとります。
13:00 業務再開 係内だけでなく、外回り中の渉外係からの預金に関する相談や問い合わせにも電話で対応します。
15:00 閉店 伝票のチェックなどを行い、現金の勘定を合わせます。
16:30 勉強会 預金係で、案件や商品知識について情報共有するための勉強会を行うこともあります。
18:30 退行 学童保育所に子どもを迎えに行き、帰宅。育児と仕事をしっかり両立させていくことも、今後の目標の一つです。
袴田 智美の
こだわりの一品
「電卓」

「件数表示」が便利。 一般的な電卓にはない「件数表示」機能のある電卓です。何枚の伝票を足したのかがわかるため、便利で気に入っています。壊れても同じものを購入して使い続けています。

_