健康経営への取り組み

1.健康経営宣言

中京銀行は、経営ビジョンである「働きがいや活気に満ちた組織へ進化し続け、お客さまと地域社会の豊かな未来の創造に貢献し続けること」を永続的に行っていくため、従業員とその家族の心身の健康こそが重要であると考え、従業員一人ひとりの健康意識の向上、心身の健康増進、働きやすい職場づくりに取り組んでいきます。
また、金融サービスの提供や地域活動を通じて、健康で活力ある地域づくりに貢献していきます。

株式会社 中京銀行
取締役頭取 小林 秀夫

2.健康経営推進体制

健康経営を組織的に実践していくため、頭取を最高責任者、人事部担当役員が推進責任者となって取り組みを強化し、人事部ならびに診療所、健康保険組合、従業員組合としっかり連携を取りながら取り組んでいます。

健康経営推進体制

3.主な取り組み内容

  • (1)生活習慣病予防と疾病の早期発見
    生活習慣病を予防するため、定期健康診断だけでなくメタボ健診で知られる特定健診にも重点を置いています。この健診の目的は健診結果をもとに保健指導を行うことで、生活習慣病のリスクがある方の生活習慣を見直すきっかけとなっています。
  • (2)メンタルヘルスケア
    2016年度より全従業員のストレスチェックを実施しています。メンタル不調者向けのカウンセリングセンターや電話・メールなどのホットラインを設置し、対応しています。
    また、新任管理職・新入行員研修会ではメンタルヘルス研修を実施するなど、職場におけるメンタルヘルス対策にも取り組んでいます。
  • (3)受動喫煙対策
    受動喫煙防止を目指す改正健康増進法(2020年4月1日施行)に合わせ、2019年9月1日から「敷地内全面禁煙」を実施。当行の全施設の敷地内・建物内を全て禁煙とし、受動喫煙防止に努めています。また、喫煙者本人の健康改善や疾病の未然防止等のため、禁煙を目指す従業員を対象に禁煙外来の治療費等の一部を補助しています。
  • (4)働きやすい職場環境の整備
    • 時間外労働の削減
      年間47日の定時退行日を設定し、管理監督者も含めて全行的に取り組んでいます。
    • 年次有給休暇の取得奨励
      従業員の十分な休息とワーク・ライフ・バランス推進の一環として、年次有給休暇の取得を促進しています。
  • (5)データヘルス計画
    中京銀行健康保険組合では第2期データヘルス計画を策定し、医療費データや健診結果の情報等のデータ分析に基づき、PDCAサイクルで効率的・効果的な保健事業を実施しています。
  • (6)ウォーキングの推奨
    生活習慣病の予防や健康増進のため、全従業員にウォーキングを推奨しています。スマホアプリによるウォーキングイベントを定期的に開催し、職場チームで競い合うなど意欲的に運動できるよう促しています。
  • (7)「睡眠の質」向上
    生活習慣病の発症リスク解消のため、希望者へ睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査を実施しています(費用補助)。
  • (8)コラボヘルスの推進
    中京銀行健康保険組合とのコラボヘルスにより、健康診断実施時、営業店ではICTにより就業時間中の特定保健指導を実施しています。また、事業所内産業保健スタッフが臨店し、データヘルス計画における重症化予防と健康診断結果の事後指導をあわせて実施しています。
  • (9)その他の取り組み
    • インフルエンザ予防接種の費用補助(健康保険組合)
    • 治療に専念できる療養休職制度の充実(契約社員へも対応)と復職後の両立支援フォローを実施
    • 定期健康診断の受診率100%(受診対象従業員)
    • 巡回レディース健康診断の実施(健康保険組合)
    • 人間ドック・脳ドック受診費用の補助(健康保険組合)
  • 以上

    4.健康経営の取り組み方針(戦略マップ)

    中京銀行は、経営理念と健康経営宣言を実現するため、健康経営の取り組みで解決すべき経営課題と具体的な取り組み等とのつながりを図示した「戦略マップ」を策定しています。

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