外貨預金
外貨預金の基礎知識
外貨預金とは?
日本の通貨「円」ではなく、「米ドル」や「ユーロ」など、外国の通貨で預金することを外貨預金といいます。
外貨預金のしくみ
一般的な円預金は、金利収入のみが運用益となりますが、外貨預金の場合は、金利収入のほかに為替変動による「為替差益(または差損)」があります。そして、「円貨」を「外貨」へ替えたりするための「為替手数料」が必要となります。
為替手数料とは?
「円貨」を「外貨」に交換する際、そして「外貨」を「円貨」に交換する際にはそれぞれ「為替手数料」がかかります。
実際のお取り引きには、すでに為替手数料が含まれた為替レートが適用されます。この為替レートには「TTS」と
「TTB」の2種類があります。
- ※為替相場に変動がない場合でも、往復の為替手数料がかかるため、お預入時の円貨額よりお引出時の円貨額が少なくなり、元本割れを起こすリスクがあります。
為替差益・為替差損とは?
外貨預金は円貨を外貨に替えて運用するので、お引出時の為替相場によって円貨でのお引出額が変わります。為替のタイミングをうまくとらえて運用できれば為替差益が期待できます。ただし、相場状況によっては為替差損を被ることがあります。
- 為替差益のイメージ
- 100円⇒120円 20円の利益!
- 為替差損のイメージ
- 100円⇒80円 20円の損失!
POINT
お預入時よりも「円安」になったときに引き出すと為替差益が得られます!
そもそも円安・円高って?
外貨預金の運用は、為替相場の動向をうまくとらえることがポイントとなります。上手に為替差益を得るために、
「円安・円高」についてご説明します。
- 円安のイメージ
- たとえば、1米ドル=100円⇒1米ドル120円になった場合
- ドルに対して円の価値が下がったので
「円安」といいます
- 円高のイメージ
- たとえば、1米ドル=100円⇒1米ドル80円になった場合
- ドルに対して円の価値が上がったので
「円高」といいます
リスクについて
- ・外貨預金は為替相場がお預入時より円高に変動した場合、為替差損が発生する恐れがあります。
- ・外貨の売買には為替手数料がかかるため、TTS(円貨から外貨に替えるレート)とTTB(外貨から円貨に替えるレート)には為替手数料が含まれており、為替相場に変動が無い場合でもお引出時に円貨のお受取額がお預入時の金額を下回り、元本割れをするリスクがあります。
お取扱通貨
- ※貯蓄型外貨普通預金はオーストラリアドルのお取り扱いはありません。
- ※外貨普通預金はそのほか主要通貨のお取り扱いもございます。詳しくは、当行本支店窓口までお問い合わせください。
ATMで外貨預金がお取り引きいただけます!
- ※米ドル・ユーロのお取り引きが対象となります。
- ※個人のお客さまのご利用に限ります。(法人のお客さまにはご利用いただけません)
ご利用可能サービス
- 1
- 外貨預金の
お預け入れ・お引き出し
- 2
- 当日の為替相場のご確認
外貨預金通帳のご記入
- 3
- 外貨定期預金(自動継続為替オープン型)のご解約予約
- ※外貨定期預金(自動継続為替オープン型)からのお引き出しについては、満期日当日のご解約に限り、ご解約予約ができます。
おトクな
為替手数料優遇!
為替手数料優遇!
お預け入れ、お引き出しともに30銭優遇いたします。
- ※貯蓄型外貨普通預金、外貨定期預金(自動継続為替オープン型)をご利用の方のみの優遇です。
まずはお気軽にご相談ください!
外貨預金についてのご相談・お問い合わせ
資金部 外為業務グループ
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(銀行営業日 9:00~17:00)
窓口でのご相談・お問い合わせ
外貨預金に関してあらかじめご確認いただきたい重要な事項
- ・外貨預金には、為替変動リスクがあります。為替相場の変動により、お受け取りの外貨を円貨換算すると、当初外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円貨ベースで元本割れとなる)リスクがあります。
- ・円貨でのお預け入れ・お引き出しはそれぞれ当日のTTS(円貨から外貨への換算相場)・TTB(外貨から円貨への換算相場)にて換算します(ただし、10万米ドル(またはユーロ・オーストラリアドル)以上は実勢相場の適用となります)ので、為替相場に変動がなかった場合でも、換算相場の差(1米ドルあたり片道1円・往復2円、1ユーロあたり片道1円50銭・往復3円、1オーストラリアドルあたり片道2円50銭・往復5円)だけご負担が生じます。なお、TTSとTTBは為替相場の変動にともなって変わります。
- ・外貨預金は預金保険制度の対象外商品です。
- ・お利息について、個人のお客さまは、20%の源泉分離課税(国税15%、地方税5%)がかかります。
- ※2013年1月1日から2037年12月31日までに受け取るお利息については、復興特別所得税が付加され、20.315%(国税15.315%、地方税5%)の税金がかかります。法人のお客さまは、総合課税(非課税法人の場合は非課税)となります。
- ・マル優のお取り扱いはできません。
- ・為替差益は雑所得として確定申告による総合課税となります(年収2,000万円以下の給与所得者で、為替差益を含め給与以外の所得が年間20万円以下の場合申告は不要です)。また、為替差損は黒字の雑所得から控除することができます。
- ・お取扱時間においても為替相場の変動が激しいときなど、当行の為替相場がご提示できない場合には、ご希望のお取り引きができないことがあります。
- ・自由金利商品であり、お預入金利は市場金利により変動します。
- ・貯蓄型外貨普通預金・外貨普通預金・外貨定期預金(為替オープン型)のお預入利率は、毎月末に決定し、原則1ヵ月間適用します。