コーポレートガバナンス方針

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基本的な考え方

法令遵守と高い企業倫理に基づいた事業活動が、公共性と社会性が求められる銀行の責任という認識に基づき、コーポレートガバナンスの確立により、株主、顧客、従業員、地域社会などのステークホルダーからの信頼を向上させ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指す。

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取締役会のガバナンス向上への取組み

  • (1)役割
    取締役、執行役員および使用人の職務の執行が効率的になされるよう、組織機構における業務分掌と、各業務分掌における職務の内容と責任権限について定め、業務執行の責任を明確化する。
    取締役会は、取締役の職務分担や事務委嘱、各職務の内容に応じた責任と権限の委譲を定め、責任の明確化と業務執行の監督のための体制を確保するとともに、業務の効率性を確保する。
    取締役会は、執行役員を選任し、代表取締役の業務執行上の権限を執行役員に委譲することで、経営方針、経営戦略に沿った業務執行が行われる体制を構築する。
  • (2)構成
    取締役数は、定款で定める取締役の員数である10名以内とし、社外取締役は原則2名以上とする。
    当行の業務に精通した社内取締役、豊富な経験と知見を備えた社外取締役で構成することで、取締役会の全体としての知識・経験・能力のバランス、多様性および規模を確保する。
  • (3)自己評価
    取締役会は、年1回、各取締役による自己評価などにより、取締役会全体の実効性等について分析および評価を行い、取締役会の改善に活用する。
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取締役の責務

取締役は、株主により選任された経営の受託者として、その職務の執行について忠実義務・善管注意義務を負い、当行の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に貢献する。
取締役は、重要な経営判断において、合理的な情報収集に基づいた適時かつ適切な意思決定を行う。
独立社外取締役は、取締役としての責務に加え、独立した客観的な立場から業務執行取締役の職務執行を監督し、当行と経営陣・支配株主等との間の利益相反を監督するとともに、各々の経験や専門知識に基づき、経営陣に助言・支援を行うことが期待される。

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株主との対話

株主との対話に対しては、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するよう、合理的な範囲で前向きに対応する。
株主からの対話の申し込みに対しては、建設的な対話が実現するように総合企画部担当役員が中心となって積極的に対応する。
株主との対話を補助するため、総合企画部をIR担当部署とし、営業部門や管理部門等の関係各部との有機的な連携を取れる社内体制を構築する。
個別面談以外の対話の手段として、機関投資家向けや個人投資家向けの会社説明会を実施する。また、ホームページやディスクロージャー誌等により、わかりやすい情報開示に努める。
株主との対話により把握した意見は、経営陣へ適宜フィードバックするとともに、取締役会にも報告する。
証券市場の公正性と健全性の観点から、投資判断に影響を及ぼすべきインサイダー情報の管理については、その重要性を認識し、厳格に管理する。

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情報開示のあり方

ステークホルダーから正しく理解され評価されるために、財務状態、経営成績等の財務情報や、経営戦略、リスク管理等の情報について、適切な情報開示を行い、情報開示の透明性を確保する。
証券市場の公正性と健全性の確保の観点から、投資判断に影響を及ぼすべき未公表の重要情報の管理の重要性を認識し、これを厳格に管理する。

以上